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上総掘りとは?
明治時代の初期、千葉県の上総地方で生まれた井戸掘りの方式です。当初日本では、竹と鉄管を組み合わせ上総掘りを生み出しました。
この画期的な技術は、人力のみで掘削深度が300mを超え油田や温泉まで掘っていた記録があります。
その上総掘りを竹がないアフリカでも使用できるよう改良され、さらに強度を増した新方式上総掘りをケニア各地で展開してます。
私たちのこだわりとは?
①住民自らが掘るということ。(テーマは自立です)
私たちのゴールは、ただ単に地域に井戸ができるということではありません。
一つの井戸を村の人が、継続的に仲良く使い続ける事が不可欠です。
その状態を作るには、住民の参加が不可欠です。
参加することで、井戸掘り技術の理解、メンテナンスの知識、コミュニティ意識などが生まれます。その状態で初めてがプロジェクトが成功したといえます。
②現地の人への井戸掘り技術の伝承を行います。
外国人が井戸掘って、技術を教えないま帰る。これでは現地の人への支援にはなりえません。私たちは、上総掘りを各地域で展開し、伝え、その中で特にやる気のある人を雇いトレーニングし、技術者として育て上げます。
③井戸のメンテナンスもしっかりやります。
井戸も掘れば一生安泰ではありません。
地下水の流れが変われば枯れたりしますし、井戸のポンプが壊れることもあります。私たちは極力住民自らの手で、対策を考えるように指導はしますが、解決できない時は復旧へ向けて現地に行き再度井戸が復活するようにサポートします。
自らが関わった井戸にはしっかり責任を持つことが必要だと考えています。
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